ホームページのプロフィール用自画像を描いてみようと思い、MediBang Paint(メディバンペイント)を使って、簡単なイラストを描いてみました!
MediBang Paintは無料で利用できるイラスト・マンガ制作ツールです。
イラストソフトやイラストの描き方についての知識もゼロだったので、まずはどんなイラストソフトがあるのか調べてみました。
無料で使えるイラストソフト
- MediBang Paint: Windows、Mac、iPhone、Androidで利用可能。特にマンガ制作に特化した無料ソフトで、多彩なブラシやトーンが用意されています。クラウド機能を利用して作品を保存し、異なるデバイスで続きが描けるのが魅力です。
- FireAlpaca:WindowsとMacで利用可能。シンプルで使いやすく初心者にもおすすめです。集中線やコマ割り機能があり、軽快な動作でストレスなくイラストを描くことができます。
- GIMP:Windows、Mac、Linuxで利用可能。Photoshopなどの有料ソフトに匹敵する多機能性を持っていて、リサイズや切り抜き、背景透過、人物レタッチなどの基本的な画像編集から高度な加工まで対応しています。
- Krita:Windows、macOS、Linuxで利用可能。オープンソースのペイントソフトウェアで、ペイントやレタッチの機能が充実。多様なブラシタイプやレイヤー機能、アニメーションツールなど、様々な画風に対応できる機能が備わっています。
- ibis Paint:iOS、Android、Windowsで利用可能。イラストやマンガの作成に必要な豊富な機能を備えていて、スマホやタブレット、Windowsパソコンで使用できる人気のイラストアプリ。無料版の「ibisPaint X」と有料版の「ibisPaint」があります。
カイマイママはどうしてMediBang Paintを選んだの?
無料で、スマホでもタブレットでもパソコンでも続きを描けるのがいいなぁと思って。
ibis Paintもスマホやタブレット、Windowsパソコンで描けるけれど、無料枠が64MBまで。MediBang Paintは、3GBまで無料なんです。
スキマ時間や、何か思いついたときにスマホでサクッと描いて、でも細かい部分は見えないので、時間があるときにパソコンで修正する!そういう流れで描けたらいいなぁと思いました。
MediBang Paintとは
MediBang Paintについて、主な特徴と機能をわかりやすくまとめてみました!
- 無料で利用可能:基本的に無料で使用でき、追加機能を利用するための有料プランも用意されています。無料版でも多彩なブラシツールやレイヤー機能が利用可能で、イラストやマンガ制作に必要な基本的な機能が揃っています。
- 多機能なツール:ブラシ、ペン、消しゴムなど多様な描画ツールが使え、コマ割りやトーン貼りなど、マンガ制作に必要な機能が豊富に揃っています。クラウド素材やチーム制作機能もあり、オンラインでの共同作業が可能です。
- 対応プラットフォーム:Windows、Mac、iPad、Androidなど、多様なプラットフォームで利用可能です。ユーザーは自分の好みに合わせたデバイスで作業を行うことができ、いつでもどこでも創作活動が行えます。
- クラウド機能:無料版でもクラウド機能を使用でき、自分の作品をクラウド上に保存できるため、どのデバイスからでもアクセス可能です。家のパソコンで作成した作品を学校や外出先でも続けて編集したり、他のユーザーと素材を共有することも可能です。また、デバイスの故障や紛失によるデータ損失を防げます。
- 豊富な素材とブラシ:コミックトーンや背景、効果素材など800種類以上の素材が無料で提供されています。ブラシは非常にスムーズで扱いやすく、自分好みにカスタマイズ可能なブラシも数多く用意されています。クラウドブラシを利用することで、約150種類のブラシが無料で使用でき、モノクロ漫画やイラストに適したブラシも多数あります。
- アナログとデジタルの融合:アナログで描いた作品をデジタル環境に取り込むことができる「スキャンしてインポート」機能があります。具体的には、アナログで描いた絵をスマートフォンやタブレットで撮影し、その画像をMediBang Paintに取り込めます。取り込んだ後は、「線画抽出」機能を使って線画を抽出し、デジタルでの作業をすることができるため、アナログの温かみとデジタルの利便性を兼ね備えた作品の制作が可能です。
- 追加機能:MediBang Premiumに加入すると、より多くのクラウドストレージ(20GBから最大300GB)や特別な機能が利用可能になり、多くの作品を保存することができます。また、さらに500種類以上のブラシが利用可能になります。
- 広告非表示:プレミアム版では広告が非表示になり、より快適な作業環境が提供されます。
- 定期的なアップデート:プレミアムユーザーは、新機能や改善点を優先的に受け取ることができるため、常に最新の環境で作業できます。
MediBang Paintに登録してログインする手順
ここでは、カイマイママが実際に使っているWindows版の登録手順について紹介します。
MediBang Paintを公式サイトを開きます。Downloadをクリック。
下にスクロールすると、MediBang Paint Proがあるので、Windowsをクリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラファイルをダブルクリックして実行。セットアップウィザードに従って、インストールを完了させます。
インストールが完了したら、デスクトップに作成されたMediBang Paint Proのアイコンをダブルクリックしてアプリを起動します。
アプリを起動すると、スポンサーの広告ウィンドウが表示されます。このウィンドウを閉じると、メイン画面が表示されます。
- 画面上に「ログインまたは新規登録」ボタンが表示されるのでクリック
- 新規登録画面でニックネーム、メールアドレス、パスワードを入力
- 利用規約に同意し、新規登録を完了
登録が完了すると、指定したメールアドレスに確認メールが届きます。メール内のリンクをクリックして、登録を完了させます。
メディバンペイントを起動し、広告ウィンドウを閉じます。登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
ログイン後、クラウド機能や追加素材が利用できるようになります。
MediBang Paintでイラストを描く方法
これは、カイマイママのやり方です。
1.キャンバスを開く:まずは新規ファイルを作成し、キャンバスを開きます。
①のファイルをクリックすると一番上に新規作成があるのでクリック。
そうすると、②の画像の新規作成が出てきます。
サイズ(幅、高さ)を用途に応じて入力します。そして③のOKをクリック。
ちなみにカイマイママの自画像は、幅512pixel、高さ512pixelです。
アニメのイラストみたいにクオリティの高い絵を描く場合は、ラフを描く→線画を描く→ベース色を塗る→影をつける、などの工程になると思いますが、ここではとーっても簡単な絵を描く流れを紹介しています。
キャンバスを開いたら、
2.線画を描く:ブラシを使って、簡単な線画を描きます。
④でブラシのカラーを選んで、⑤のブラシマークをクリック、⑥でブラシのサイズを選択します。左右どちらの⑥でも選択できます。
お好きな色で線画を描いたら、⑧のバケツマークで空白を塗りつぶしますが、すでに使った色と同じにしたい場合、⑦のスポイトマークをクリックして、使いたい色の上でクリックすると同じ色が選択できます。
塗つぶす前に上の方の真ん中にある、拡張を1~2に設定すると、隙間なくキレイに仕上がります。
⑩のマークをクリックしてから、キャンバスのどこかをクリックすると、テキスト編集が開きます。フォント名や文字サイズ、文字の色などを選択してテキストを入力し、OKをクリックすると、キャンバスにテキストを書き込めます。
今回のチューリップの絵は、はじめからパソコンで描きましたが、カイマイママが自画像を描いたときは、まずスマホで指を使って描きました。
それをクラウドに保存。
パソコンからクラウドにアクセス。
大きなパソコン画面で開き、さらにズームして、マウスを使って細かい箇所を修正。そして完成したのがこのプロフィール画像です。
簡単な絵だったら、すぐに描けそうだね!
うん。いろんな機能を使えばもっと複雑な絵が描けるだろうけど、まずは簡単な絵を描いてみるといいと思うよ!